海村医院分院、整形外科医の海村朋孝です。このたびブログを開始しました。定期的に更新していくつもりですのでよろしくお願いします。これまで千葉大学の整形外科医局に所属し、千葉県内の病院でいろいろと勤務してきましたが、2025年に銚子へ戻ってまいりました。
もともと腰(腰椎)を専門としておりますが、今は整形外科医として全般の診察をさせていただいています。また、当院へは、千葉大学の医局を通して整形外科各分野の専門の先生方も来てもらっており、必要時には当院での専門外来受診も可能です。海村医院分院では整形外科外来以外にも、運動器リハビリテーション、かつてのデイケアである通所リハビリテーションを行っています。
「整形外科」というと少し前には「美容整形」をイメージする方も結構おられたのですが、ここでいう「整形外科」とは外傷(けが)や体の痛みを中心に、骨・関節・筋肉を主に扱う外科の一分野のことです。外傷と言っても大小ありますが、特に銚子市を含む東総地域周辺では、高齢化が日本国内でも有数のレベルで進んでいますので、受診される患者さんも、ちょっとしたことで酷い痛みが出た、骨折してしまった、などの高齢の方が多くなっています。
平均寿命が延びているというのは皆さんご存知でしょうけれど、現在は「健康寿命」という考え方が大事になってきています。「健康寿命」とは介護を受けたり病気で寝たきりになったりせず自立して健康に生活できる期間を指す言葉です。現在は、平均寿命と健康寿命との間には男女ともにだいたい10年程度の差があるといわれています。つまり介護が必要になってしまったり、寝たきりになってしまったりする期間が10年ほどあるということです。これをできるだけ短くしようというのが、我々が今考えていることです。
介護が必要となってしまう原因としては、脳卒中などもありますが、骨・筋肉・神経などをひっくるめた「運動器」の疾患によるものが4分の1近くを占めています。では健康寿命を延ばすためにはどうすればいいかというと、運動器疾患にかからないように気を付けようということになります。整形外科、リハビリテーションではそのあたりのことも日ごろから重視しております。運動器疾患予防のお話を次回のブログででもさせていただこうかと思っています。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました!
